雑穀名 | たかきび |
学名 | Sorghum bicolor (L.) Moench |
英名 | Sorghum |
和名 | タカキビ・モロコシ |
科名/属名 | イネ科モロコシ属 |
原産地 | アフリカ全域 |
この雑穀について
特徴
イネ科の仲間で、別名もろこし、コーリャンとも呼ばれています。「とうもろこし」とは種類が異なります。たかきびという名の通り、高さが3mほどにも育ち、先端には赤褐色の小粒がたくさん集まった穂をさげます。
歴史・エピソード
アフリカ原産の穀物で紀元前3千年より以前から栽培され、インドを経て東アジアに伝播し、紀元前4世紀ごろには中国へと伝わり、北部から満州にかけて広く栽培されるようになりました。
この雑穀の魅力
用途
実を粉にして主食にするほか、ビールの醸造原料としても用いられます。また、穂を箒として利用したり、茎は飼料や壁の材料、燃料などにも活用されています。
栄養・食感・色・調理
カリウムやマグネシウム、カリシウム、鉄などのミネラルを含みます。弾力のある食感でコクがあるため、お米に混ぜることはもちろん、茹でてひき肉の代わりに使用してもおいしく召し上がれます。