雑穀名 | 発芽玄米 |
学名 | Oryza sativa L. |
英名 | Germinated brown rice |
和名 | ハツガゲンマイ(発芽玄米) |
科名/属名 | イネ科イネ属 |
原産地 | 東アジア(中国) |
この雑穀について
特徴
玄米を水にひたし、芽を小さく出させて低温で維持させたものが発芽玄米です。発芽するという現象で、酵素が玄米の外側の硬いぬかをやわらかくし食べやすくなるとともに、栄養価を引き出します。
歴史・エピソード
日本では江戸時代までは玄米を主として食されてきました。当時の人々は一汁一菜が基本で、ご飯を大量にとり、おかずの量も数も少なかったことから、脚気の予防となるビタミンB1の貴重な供給源となっていたそうです。
この雑穀の魅力
用途
炊飯用を主として、菓子やパンへの練り込み・トッピングなどにも用途が広がっています。お米に混ぜることはもちろん、玄米100%で食べる方も多くいます。
栄養・食感・色・調理
発芽により「ガンマアミノ酪酸」(通称 GABA)が玄米以上に高まります。食感は、弾力とボリューム感があり噛むほどに味わいが増します。白米にはない深みのある風味が特徴です。