雑穀名 | 赤米 |
学名 | Oryza sativa L. |
英名 | Red rice |
和名 | アカマイ(赤米) |
科名/属名 | イネ科イネ属 |
原産地 | 東アジア(中国) |
この雑穀について
特徴
赤米は、表面に赤や黒色がついた「有色米」と呼ばれるお米のひとつです。この有色米は、古くから栽培されているものもあり、「古代米」と呼ばれることもあります。名前の通りの表面は赤く、玄米種皮の部位はカテキン・タンニンといった成分が含まれています。
歴史・エピソード
2千年以上前の縄文時代晩期に中国大陸から伝わり、以来、邪馬台国や大和朝廷への献上米も赤米が主だったといわれています。野生稲の大部分が赤米だったことから、米のルーツとされています。
この雑穀の魅力
用途
赤米はお米に混ぜて炊くことで、ごはん全体をほんのり赤色に色づけます。その彩りからお赤飯のルーツは、その昔は小豆やささげを入れたご飯ではなく、赤米を蒸したものだったそうです。
栄養・食感・色・調理
赤米にはお茶やワインでも有名なカテキン・タンニンが含まれており、他にも食物繊維、マグネシウム、ビタミンB1も含まれています。あっさりとした食感と甘みが特徴で、カレー専門店でもアクセントとして使用されています。